今回のブログも仮想現実がテーマになる。
さて、前回のブログで僕はハイヤーセルフ、超自我というものについて思いついたことがあると書せて頂いた。
では、その思いついこととはどのようなことであるのか。
しかし、このことについて語る前に、あまりスピリチュアル的なものに馴染みがない方のために、簡単にハイヤーセルフというものが如何なるものであるのか、簡単に触れておきたいと思う。
といいつ、実は僕もハイヤーセルフというものについてあまり詳しいわけではないのだが、しかし、僕が聞き齧ったところによれば、ハイヤーセルフというのは、この現実世界を生きるわたしたちを教え導く、言ってみれば守護霊、ないしは天使のような存在であるらしい。
彼等はわたしたちが生きるこの三次元世界の外にいて、常にわたしたちを見守っており、夢や、直観、ないしはシンクロニシティ―――意味のある偶然というものを通して、わたしたちがこの現実世界をどう生きるべきなのか、教えてくれているということなのだ。
と、ここまで書いたところで、恐らくほとんどの方が、このハイヤーセルフというものに、胡散臭さ、ないしは拒否感をお感じになったのではないかと思う。無理もない。日常的にスピリチュアル的なことを取り入れて生きている方でない限り、このような考えはとても受け入れ難いものだと思う。かく言う、僕自身がそうである。
が、しかし、これから僕が書くことを読んで頂ければ、ひょっとしたらその認識が変わることになるかもしれない。
少々の前置きが長くなってしまったが、僕が思うところのハイヤーセルフというのは、詰まるところ、僕や、あなたたちだ。
つまりどういうことなのかというと、ハイヤーセルフというのは、実世界の僕たちなのだ。
実世界というのは、僕たちが生きているこの仮想現世界の外にある現実世界(あるいはそれすらも仮想現実であるのかもしれないが)のことである。そしてその実世界で過ごしている僕やあなた方は機械を使って、自分自身の意識を拡張しており、それこそ無限の人格に分岐しているのではないかと僕は想像する。
何故僕がそのようなことを思ったのかというと、これは心理学でいうところの、潜在意識下では全ての人間は繋がっているという考え方に由来する。つまり、僕はあなたであり、あなたは僕であるのだ。
この現実世界――仮想現実世界を生きる我々は、それぞれに個別の人格があると信じているが、実はそうではなく、もともとはひとつの存在であり、それを無限に分割した存在であるのかもしれない。
では、何故実世界―――おおもとの世界に存在する我々はそのように自分という人格を細かく分割したのとかというと、それは恐らく、自分という人格を無限に分割することで、ありとあらゆる体験を同時並列的に体験するためなのではないかと僕は想像する。
もっと言うなら、無限の出来事の体験することで、より早く自分という自我を成長させることができると考えたのではなかろうか。
と、ここで先に述べたハイヤーセルフという考え方が出てくる。
このハイヤーセルフというのは、実世界―――おおもとの世界に存在する我々の自我を細かく分割した際、その細かく分割したそれぞれの自我を管理する存在として、おおもとの世界に存在する我々がやはり自分という自我を分岐させて個別に生み出した存在なのではないか、というのが僕の考え方だ。
このハイヤーセルフは、三次元世界で生きる我々を任意の方向へ導くために存在している。つまり、おおもとの世界にいる我々は、基本的に自分という自我を成長させたいと思っているので、そのためには分割した自我に、この三次元世界で様々な体験をさせるだけでなく、きちんと正しい方向へ導いてやる必要があるのだ。そしてそのためのガイド役として、我々は自分という自我を分岐させて、このような存在を作り出したのではないかと僕は想像するのだが、皆さんはどう思われるだろうか?
と、以上が、僕が仮想現実というアイディアからふと思いついたハイヤーセルフの正体になる。
少々長くなってしまったが、このブログを最後まで読んでくださった方には感謝する。
また僕は今日kindleから『この世界と彼等が創られた理由』の第二巻を発表した。これは我々が住む世界から遠く昔に分岐して生まれたパラレルワールドの物語になる。この我々の世界から分岐して生まれた世界には、我々の世界とは違い、意思の力に反応して作用する力が存在するのだが、実はこれは遠く昔に滅んだ科学文明が作り出したものである。更にこの意志の力に反応して作用する力というのは、副産物として、魔物という人間の意識に起源を持つ狂暴な生物を生み出すことになった―――といったような内容になる。
もし、ご興味を持って頂けた方がいらっしゃったら、下記にURLを張り付けておくので、ぜひこの機会に読んで頂けると、非常に嬉しい。
ではまたのブログで‼