
【日常に潜むバグ】空間が歪む瞬間。知恵袋に投稿された不可解な体験談が示唆する「11次元」の世界
インターネットの広大な海を漂っていると、時折「我々が暮らすこの現実世界には、並行して存在する別の世界があるのではないか」と考えさせられるような、不可思議な体験談に遭遇することがある。
誰かの作り話だと笑い飛ばすのは簡単だ。しかし、中には妙に生々しく、私たちの日常と地続きに感じられるものも存在する。今日ご紹介するのは、Yahoo!知恵袋にひっそりと投稿されていた、とある体験談だ。
投稿者の名前は「zeb※※※※※※※※」さん。ここでは彼女のことを仮に「Zさん」と呼ぶことにしよう。
終わらない階段。3階から降りた先は、再び「3階」だった
ある日のこと。Zさんは買い物をするため、大型の家電量販店を訪れていた。
お目当ての商品を無事に購入し、帰路につこうと、彼女は3階から階段を使って2階へ降りていったという。何気ない日常のワンシーン。一段、また一段と階段を下りきり、フロアのドアを開けた彼女の目に飛び込んできたのは、奇妙な光景だった。
方向感覚を失ったわけでも、エスカレーターの乗り場を間違えたわけでもない。自らの足で確実に階段を「降りた」にもかかわらず、到着した場所は元の空間。まるで空間そのものがメビウスの輪のようにループしてしまったかのような、背筋の凍る体験である。
密室のワンルーム。誰もいないはずのトイレから現れた友人
Zさんの体験談は、まだ続く。ある日、Zさんは友人と一緒に、共通の知人であるAさんの部屋へ遊びに行っていた。
Aさんの自宅は、ごく一般的なワンルームアパート。しばらく談笑していると、Aさんが「トイレに行ってくる」と言って席を立った。ところが、いくら待ってもAさんが戻ってこない。心配になったZさんがトイレのドアを開けて確認してみると、そこには誰もいなかったというのだ。
前述の通り、Aさんの部屋はワンルームである。トイレ以外に身を隠せるような場所もなければ、別の部屋があるわけでもない。大声で名前を呼んでも、一切の反応はない。
Zさんと友人は、「きっと自分たちが気づかない間に、こっそりアパートの外へ出かけたのだろう」と結論づけるしかなかった。他に論理的な説明がつかなかったからだ。
ところがその直後、さきほど確認したときには「確実にもぬけの殻」だったはずのトイレから、Aさんが何食わぬ顔で出てきたのである。
驚いたZさんたちが「今までどこにいたのか」と当然のように問い詰めると、Aさんはふたりの言っている意味がわからないらしく、こう答えたという。
Zさんたちが見ていた「Aさんが消えた空間」と、Aさんが体験していた「ずっとトイレにいた空間」。この二つの空間が、まるで切り離された別次元のものであったかのような錯覚を覚えるエピソードだ。
量子物理学が示唆する「小さく折りたたまれた異次元」
もちろん、これらの話はZさんによるいたずら半分の創作である可能性も否定はできない。しかし、文章から滲み出る淡々としたトーンや困惑の様子からは、どうしても単なる作り話とは思えないリアルさが漂っている。
あるいは、この世界には我々の五感では認識できない「別の領域」が存在しているのではないだろうか。
事実、最先端の量子物理学(超弦理論など)の世界では、この宇宙は我々が認識している縦・横・高さ・時間の4次元だけでなく、「11の次元が存在している」と考えられている。そして、残りの余剰次元は、我々が暮らす空間のすぐそばに、目に見えないほど小さく「折りたたまれて」存在しているというのだ。
もしかすると何かの拍子に、我々はそうした日常のすぐ隣にある「小さく折りたたまれた未知の世界」へと足を踏み入れてしまうことがあるのかもしれない。
あなたが何気なく降りているその階段。
誰もいないはずの扉の向こう。
果たして、皆さんはどう思われるだろうか?
次に奇妙な空間のズレを体験するのは、あなたかもしれない。





