皆さん、こんにちは‼ SF作家の海田陽介です。
今回は「人類は宇宙人によって創造されたのかもしれない」という壮大なテーマについてお話ししたいと思います。この説は、考古学者で作家のゼカリア・シッチン氏が提唱した理論に基づいています。彼はシュメール文明の遺跡から発見された14枚の粘土板を解読し、人類の起源にはアヌンナキと呼ばれる宇宙人が深く関わっていると主張しました。
シュメール文明とその謎
シュメール文明は約7000年前にメソポタミア地域に突然出現したとされています。この文明は文字、法律、幾何学といった高度な技術や知識を持ち、まさに「突然変異」のようにその地に現れたため、その起源に関して多くの謎が残されています。シッチン氏は、この地に知的生命体が訪れ、現地の人類に知恵を授けたのではないかと考えました。そして、その知恵を授けた存在こそがアヌンナキと呼ばれる宇宙人だというのです。
アヌンナキの故郷と地球への訪問
アヌンナキの母星はニビルと呼ばれる惑星で、この惑星は3600年周期で地球に接近するとされています。彼らが地球を訪れた理由は、ニビルの大気層に問題が発生したためでした。大気層に穴が開き、有害な紫外線が降り注ぐようになったため、彼らはそれを修復するために必要な金を探していました。しかし、ニビルには金が少なく、地球には豊富に存在していたため、アヌンナキたちは地球へやってきたというのです。
アヌンナキの姿と特性
アヌンナキの外見は人類とほとんど変わりませんが、背が非常に高く、3メートルから10メートルにも達するとされています。また、寿命も非常に長く、数十万年単位で生きることが可能だといわれています。
アヌンナキの地球での活動
アヌンナキが地球で最初に降り立ったのはアラビア海だと言われています。金の採掘を始めましたが、想定より金が採掘できず、アフリカへ移動することになりました。そこで採掘は順調に進みましたが、労働の過酷さから反乱が起こります。
人類創造の背景
反乱を鎮めるため、アヌンナキは自分たちの代わりに働く存在を創造することを考えました。当時アフリカに生息していたホモ・エレクトスという類人猿に目をつけ、遺伝子操作を施し、自分たちの代わりに労働ができる知性を与えました。こうして誕生したのが私たちホモ・サピエンスだというのです。
アヌンナキと人類の葛藤
人類の誕生により、アヌンナキたちは重労働から解放されましたが、人類が彼らの想定を超えて急速に賢くなり、数を増やしていくことに危機感を抱くようになりました。一部のアヌンナキは、このままでは自分たちの母星が人類に脅かされると恐れ、大洪水を引き起こして人類を一掃しようとしました。
この大洪水こそが聖書に登場するノアの箱舟の物語の元になったとも言われています。しかし、一部のアヌンナキは人類を救うべきだと主張し、結果的に人類は滅亡を免れたという話です。
結論と私の感想
もちろん、これらの話はファンタジーに近いものですが、聖書に登場する巨人伝説やシュメールの遺物が示す謎と符号する部分があることは興味深いです。科学と神話、古代史が交錯するこの物語には、現代人がまだ解明できない多くの謎が隠されているのかもしれません。
果たして皆さんは、この話をどのように捉えますか?ひょっとしたら私たちの存在そのものが、遥か昔に訪れた知的生命体の手によるものだったとしたら…。そんな想像を巡らせながら、また次回お会いしましょう!
ちなみに、僕はこのようなアイディアをもとに小説を書いています。もしこのような話にご興味があるという方がいらっしゃいましたら、自分の小説のリンクを下記に貼っておきますので、またお手すきの際などにぜひ読んで頂けると、非常に嬉しいです。