今回のブログは前回の続きになる。つまり、この世界は仮想現実であるかもしれないという話だ。
さて、早速本題に入って行きたいと思うのだが、前回のブログで僕は、我々の世界で一般的に『あの世・死後の世界』と呼ばれる世界が、ひょっとすると、我々本体ーーーつまり、オリジナルが活動する場所なのではないかと書かせて頂いた。また更にその我々のオリジナルが暮らしている世界も実は仮想現実であり、我々が暮らすこの現実世界は、仮想現実のなかに更に作られた仮想現実である可能性があると書かせて頂いた。今回はこのことについて、ふと思い出したーーーというか、気になったことがあるので、そのことについて書いてみたいと思う。
前述したように、我々が暮らしているこの現実世界は、仮想現実のなかに更に増設された仮想現実である可能性がある。と、この考え方で行くと、仮想現実というのは何層にもわたって入れ子状ーーーマトリョーシカのように存在している可能性があるということになる。もし、そうだった場合、我々が暮らしているこの現実世界は、原初となる世界ーーー一番最初に作り出された仮想現実から見て、果たして何番目の世界にあたるのだろうかと気になったりはしないだろうか？
そしてこれに対する回答して、興味深い報告が存在する。
皆さんは感覚遮断器というものをご存知だろうか？ これは人間の感覚を遮断するために作られた特殊な浴槽のようなものである。この装置は外部のあらゆる音を遮断することができようになっており、またその内部は人肌に温められた塩水で満たされている。このため、人間がこの装置のなかに入ると、自然に浮かびあがることができるようになっている。また内部の空間は完全に光が入ってこないような構造になっており、真っ暗になっている。
ところで、この空間のなかに入ると、人間は奇妙な感覚に陥ることになるようである。というのも、完璧な無音の世界と漆黒の暗闇のなかにいると、人間は自分という肉体が消失したかのような錯覚に陥るようなのだ。つまり、感覚遮断器のなかに入ると、人間は自分という意識だけが存在しているかのような感覚になるのだ。
そしてここからが本題なのだが、この感覚遮断器というものを使った際に、興味深い―――意識だけの状態となった感覚を体験できるだけでもそれは既に十分興味深い体験だといえそうなのだが、それはさておき―――ある人物は、感覚遮断器に入った際、この世界は全部で13の階層世界からできているということを知覚したということである。またこの人物が知覚したのは、これだけではなく、自分がこれからどの選択をするかによって、どのような人生が展開されていくことになるのか、瞬時にわかったということである。たとえばAという行動を選択した場合にはBという未来が。C という行動をした場合にはDという未来がというふうに。そしてこのことは、ある種時間というものは存在しておらず、我々はあらかじめ決まっている未来を選択によって選んでいるということになりそうである。しかし、このことは今日のブログとはあまり関係ないので、話をもと戻すと、もし、このこの人物が見てきた通り、我々が暮らす世界も含めて13の世界があるとするならば、それは即ち、この世界は我々の世界も含めて13通りの仮想現実世界が存在しているということになりはしないだろうか？
Aという世界で最初に仮想現実が創られ、そのAという世界が作り出した仮想現実のなかに更にBという仮想現実が創られ、こうしたことが何度も繰り返されていった後に、我々の暮らす現実世界が創られたのだとしたら？
と、このように考えていくと、ひょっとすると、最初に述べた『死後世界』がもっともオリジナルの世界に近いというわけでもなさそうである。
と、ここでふと思い出したことがある。僕は死後の世界というものに興味があり、一時期それらの記事を読み漁っていたことがあるのだが、それらの情報によると、『死後の世界』は階層世界となっており、『死後の世界』へと還った人間の魂は、この階層世界におけるもっとも高い世界を目指して修行を続けることになるということなのである。そしてこれらの話がもし真実だったとした場合、ひょっとしたら、この死後の世界における、もっとも次元の高い世界といわれるものこそが、真のオリジナル世界であるということになりはしないだろうか？
ちなみに、次回のブログてば、我々の世界が本当に仮想現実であるのかもしれないと感じた事例を紹介したいと思う。
それでは今日のブログは以上となる。最後までこのブログを読んでくださった方、感謝する。
尚、僕はこのようなアイディアをもとに小説を書いており、各電子書籍サイトから販売している。もしこのような話に興味があるという方がいらっしゃったら、下記にURLを張り付けておくので、またお手すきの際にでも見て頂けると、非常に嬉しい。
ではまたのブログで‼
