ここ最近、僕はずっとマンデラ・エフェクトについて書いてきた。
ところで、このマンデラ・エフェクトというものは、我々が知らないうちにパラレルワールド、並行世界に移動しているから発生するのだとする説が存在する。
と、こう書くと、恐らく大半の方がパラレルワールドなんて現実に存在しているはずがないと思われたのではないかと思うが、しかし、実は近年大半の理論物理学者がパラレルワールドの存在を肯定しているのだ。
では、何故そうした結論になるのかというと、それは粒子を使った二重スリット実験結果によるものだ。
縦に細長い、ふたつのスリット(穴)に向かって、電子銃を使って電子を打ち込んだ際、人間が観測していない場合は、そのスリットの先にある壁には波の模様、干渉縞が現れることになるが、しかし、人間が観測している場合には、何故か干渉縞が現れず、粒、点が現れることになるのだ。
つまり、人間が観測することによってはじめて粒子はその存在している場所が確定されることになり、逆に、人間が観測していない場合には、粒子はあらゆる場所に存在していることになるのだ。言い換えれば、我々が観測、選択しない限り、この世界にはありとあらゆる可能性が存在していることになり、それはつまるところ、パラレルワールド、並行世界の実在を示唆していることになる。
と、このように実在の可能性が示唆されているパラレルワールドではあるが、しかし、残念ながら、現代の技術ではその世界へ行くことはおろか、観測することさえ到底困難なようである。
だが、僕としては本当にそうなのだろうか、と、疑問に思ってしまうところがある。それは何故なのかというと、ネットには実際に異世界らしき場所へ行ったという証言が多く存在しているからである。
もちろん、彼らが適当なデタラメを述べている可能性もあるとは思うが、しかし、ネットに存在する体験談の全てがただのデタラメ、インチキだとはどうしても思えないのである。なかには少しくらいは本当にそうした体験をしたひとがいるのではないか、と。
では、それらの人々は何故そのような体験をすることが可能だったのだろうか?
と、ここでやや唐突だが、過去へタイムトラベルする方法として、この宇宙に天然自然に存在しているワームホールを利用するというものがあるということを皆さんはご存知だろうか? ワームホールというのは空間に空いた穴であり、その穴を通り抜けると、過去へ移動することができるらしいのだ。
ところで、この穴が必ずしも、過去へ通じていないのだとしたらどうだろう? もし、パラレルワールドへ通じているのだとしたら?
だいぶ前にご紹介させて頂いたジョン・タイターの利用しているタイムマシンは、光の速度を超えてときを遡るわけではないので、辿り着いた過去はどうしてもごく僅かな誤差が発生してしまうーーーパラレルワールドへ辿りついてしまうことになるということであった。そしてもしこのことが、ワームホールにも当てはまるのだとしたら⁉
ネットに溢れている異世界移動体験談は、たまたま発生したワームホールのなかに偶然入りこんでしまったことによるものなのかもしれない。事実、ワームホールというものは出来上がった瞬間にすぐに崩壊してしまうということだ。だから、体験者がワームホールを潜り抜けた瞬間、そのワームホールは崩壊して消えてしまい、その存在を証明することはできないとかなのではないだろうか、と、僕は最近妄想を膨らませているのだが、皆さんはどう思われるだろうか?
次回では最近僕が知った異世界移動体験談について書いてみたいと思う。
今日も最後までこのブログを読んでくださった方には感謝する。なお、いつも書いていることではあるが、僕はこのようなアイディアをもとに小説を書いており、各電子書籍サイトから販売している。もしこういった話にご興味がある方がいらっしゃったら、下記にリンクを貼っておくので、またお手すきのさいにでも一度ご覧になって頂けると非常に嬉しい。
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ではまたのブログでお会いしよう‼