パラレルワールド

皆さんはじめまして、こんばんは‼ 海田陽介と申します。このブログでは主にパラレルワールドをメインテーマに書いていきたいと思っています。それはどうしてなのかといいますと、僕という人間が異様な程、パラレルワールドというものに興味を惹かれてしまうからです。

 

僕が最初にパラレルワールドという概念を知ったのは、ジョン・タイターという未来人の存在を知ったのが切っ掛けです。

 

いやいや、そもそもパラレルワールドってなんぞや? という方もいらっしゃると思いますので、まず簡単にパラレルワールドについて説明しておきますと、それは僕たちが生活しているこの現実世界とはべつに存在している複数の現実世界のことをいいます。

 

パラレルワールドという概念を最初に思いついたのは、ヒュー・エヴレットという学者だそうで、彼がまず最初に現実というのはひとつではなく、もっと複数、場合によって無限大の現実が存在しているのではないかと考えついたのだそうです。

 

まだこれが実際に正しいと証明されたわけではないのですが、しかし、たとえばあなたが朝起きてから紅茶を飲むか、コーヒーを飲むか、その選択をしたときに、驚くべきことに、ひとつだった現実がふたつの現実に分岐することになるのだそうです。つまり、あなたが紅茶を飲んだ世界と、コーヒーを飲んだ世界とに。このあと、あなたが何かの選択をするたびに世界は分岐し続けることになるのだそうですが、更に興味深いのが、コーヒーを飲むことを選んだあなたという存在も、その後分岐させた世界を更に分岐させ続けることになるらしいということです。

 

ただ、もっとも、この考え方でいくと、パラレルワールドの数があまりにも膨大な数に達してしまうことになるので、もし仮にパラレルワールドというのものが存在していたとしても、それは上述したような、選択の度に増えていくものではなく、最初から存在しているものが相互に影響を与えあっているものなのではないか、というのが、現在では主流の考え方になってきているようです。

 

僕としては選択の度に分岐していくという考え方の方が面白くて好きなんですけどね。

 

さて、ここで話はジョン・タイターの話に戻ります。ジョン・タイターはあまりにも有名な存在なので、いちいち僕が説明するまでもなく、ご存知の方も多いと思うのですが、しかし、念のために一応説明しておきますと、彼は西暦2000年の初頭にアメリカに現れた自称タイムトラベラーです。どうして彼がそんなに有名なったのかといいますと、それは彼が日本の2chに似たアメリカの掲示板において、タイムトラベルについて実に詳細な理論を展開してみせたからなんです。なんと驚きべことに、彼は自分が乗ってきたというタイムマシンの設計図まで公開しているのです。

 

とはいえ、ジョン・タイターの話は、物理学に詳しい人間の創作だろうということになっているのですが、しかし、真相はともかく、僕はこのジョン・タイターの話が大好きで、僕が特に面白いと思うのが、ジョン・タイターが説明した、タイムマシンの原理の部分です。

 

ジョン・タイターが使用しているタイムマシンは、ミニブラックホールを利用したもので、ものすごく簡単に説明してしまうと、このブラックホールを潜り抜けると、過去や未来へ行くことができるのです。ただし注意点があって、その辿り着いた過去や未来は、タイトラベラーから見て直線状に続く過去や未来ではないのです。つまりどういうことなのかといいますと、その辿り着いた過去や未来は、タイムトラベラーから見て、比較的似た過去や未来、要するに、パラレルワールドになってしまうのです。

 

ジョン・タイターが用いているタイムマシンは光の速さを超えて移動するものではないため、厳密にいうと、タイムマシンではなく、パラレルワールドへ移動する装置だということになってしまうのだそうです。

 

また興味深いことに、タイターのいた世界で開発されたタイムマシンは過去へも未来へも行けるものの、しかし、安全にタイムトラベルできる時間は六十年が限界なのだそうです。これはどうしてなのかといいますと、ブラックホールを潜り抜けたあとの出現地調整が困難になってしまうからのようです。タイターのタイムマシンはブラックホールを使ってタイムトラベルを試みる際、その出現地をコンピューターを使って計算しているようなのですが、しかし、タイターのいた時代のコンピューターでは、六十年という時間を超えて計算をすることができないようなのです。従って、もし無理に六十年という制限を超えてタイムトラベルを試みると、多くの場合、既知の歴史とはまるで違う歴史を辿った、過去や未来に辿り着いてしまうことになるのだそうです。

 

そして僕がパラレルワールドというものに対して興味を覚えることになった切っ掛がまさにこの部分です。もし、出現地を決めずにデタラメにタイムトラベルをしたとしたら、一体どのような世界に辿り着くことになるのだろう、と。きっとそこには僕たちのまるで知らない日本が存在しているはずです。それは織田信長が天下統一を成し遂げた世界だったり、日本が第二次世界大戦に勝利した世界だったりするのかもしれません。あるいは極端な場合は、恐竜が絶滅することなく生き延びて、知的文明を築いている世界だったりするのかもしれません。そしてそんな世界を想像すると、自然とワクワクしてきませんか?

 

と、このようなわけで、僕はいつしかパラレルワールドの虜になってしまったのです。

 

ところで、僕はこういったアイディアをもとに小説を書いていまして、各電子書籍サイトから販売しています。もしこういった話に興味があるという方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会に一度検索だけでもして頂けると、非常に嬉しいです。海田陽介と検索すると、いくつかヒットすると思います。

 

それでは最後までこのブログを読んで頂きしまて、本当にありがとうございました。また僕のブログを読んで頂けると、幸いです。ではまた‼