夢と体外離脱、そして死後の世界の興味深い関係性について4

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どうもこんにちは! 海田陽介です。早速前回の続きから語っていきたいと思います。

 

簡単に前回のおさらいをさせて頂きますと、人間が死後体験することになるのは、まさに映画やドラマなどで描かれているものそのものであるというものでした。つまり、死者は、生きている人間に知覚されなくなり、この世に存在している全ての物質に触れることができなくなってしまう、と。にもかわらず、今までと変わらずに五感が存在しているため、死者は自分が本当に死んでいるのかどうかわらず、混乱することになってしまう、と。しかし、生者である我々の感覚からすれば、物体に触れることができなくなってしまい、他人に知覚されることがなくなってしまうのだから、自ずと自分が死んでしまっていることくらいわかるのではないか、というのが、前回までの内容でした。

 

では、何故、死者は自分が死んでしまっていることに多くの場合気がつくことができないのでしょう?

 

その答えは、死後の世界は、思念、つまりイマジネーションの力によって、自分の望み通りの世界、言い換えれば、パラレワールドを造れてしまうことにあリます。

 

このように書くと、条件反射的にそのようなことが可能になるわけがないと思われた方も多数いらっしゃるのではないかと思いますが、しかし、待ってください。我々は夢を見ているとき、しばしば現実には存在しない世界や、場所を見たりしますが、それは不自然なことでしょうか? 

 

それは夢なのだから、どのような世界が存在していたとしても特に不思議ではありません。要はこれと同じ事です。死者は実際にパラレワールドを作り出しているのではなく、自らのイマジネーションの力によって超リアルな夢を見続けているというわけです。

 

しかし、それは夢でありながら、現実と変わらない程のリアリティーを持っています。そして死者が死後作り出してしまうパラレルワールドの多くは、自分がそれまで生活していた現実世界そのものであることが多いようです。

 

そうです! ここまで書けば、勘のよい皆さんはもうお気づきのことだと思いますが、死者は死後、自分がそれまで生活していた現実世界そのもののパラレルワールドを作り出し、そこで今まで通りに生活を送り続けるため、自分が既に死んでしまっているということになかなか気がつくことができないというわけです。

 

ちなみに、死者が自らの思念で作り上げた世界には、哲学的ゾンビといって、反自動的に動くロボットのような人間が存在しているようです。だから、なおのこと、死者は自分が死んでしまっているということになかなか気がつくことができないというわけですね。

 

とはいえ、死者も、ひょっとしたら、自分は死んでしまっているのではないか、と、気がつく瞬間が訪れることになります。それは死者が自らの思念によって作り出したパラレルワールドで眠りにつく瞬間です。パラレルワールドのなかで眠りにつくと、死者は今度は現実世界で目覚めることになります。すると、再び人間に知覚されないという状態が訪れるため、ひょっとして自分は死んでしまっているのではないか? 疑問に思うことになるようです。しかし、その状態も長くは続きません。何故なら、現実世界で眠りにつけば、死者はまた再びパラレルワールド、つまり、自分が生きていると思っている世界のなかで目覚めることになるからです。このような理由から、死者はなかなか自分が死んでしまっているのだということに気がつきにくいようです。

 

ところで、皆さん、死者が死後見ることになる、この超現実的な夢というのは、夢で体外離脱を経験したと述べているひとたちの証言に酷似していると思いませんか? 

 

体外離脱をする明晰夢を見たというひとたちは、みな口を揃えて、その体外離脱後の世界が、現実世界と全く変わらない程のリアリティーを持っていたと述べています。だから、僕はひょっとすると、と、思ってしまうのです。彼等は夢を見ていたのではなく、実は本当に体外離脱をしていたのではないか、と。そして死者は、死後の世界は自分の思念によって、何でも望み通りの世界が造れるのだということを知っておけば、それこそ極楽浄土のような世界を作り出し、死後の世界を満喫することができるのではないか、と。信じるかどうかはあなた次第です(笑)

 

さて、ここまで長々と書いて来ましたが、これで体外離脱を伴う明晰夢と、死後の世界の考察は終わりになります。このブログを最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。また次回のブログでお会いしましょう!

 

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