エレベータ―は異世界への入り口になり得るか?

 

 

 

僕は異世界、並行世界に関する話が好きだ。もし本当にそのような世界が存在するのだとしたら、どのよう世界なのか見てみたいと思う気持ちが強く存在する。といっても、ちゃんともとの世界に戻って来られるということを前提にしての話だが―――。

 

ちなみに、有名な都市伝説のなかにエレベーターを使用することで異世界へ移動できるといったものが存在する。その内容は以下のようなものになる。

 

  1. 10階以上の建物のエレベーターに一人で乗る。
  2. 4階に行き、そこで止まる。
  3. 2階に行き、そこで止まる。
  4. 6階に行き、そこで止まる。
  5. 2階に行き、そこで止まる。
  6. 10階に行き、そこで止まる。
  7. 5階に行く。このとき、5階で乗ってくるという女性がいたら、絶対に話しかけてはいけない。
  8. 5階に着いたら、1階に行くボタンを押す。このとき、エレベーターが1階に行かずに10階に行ったら、異世界に到着したということになる。

 

もちろん、上記の方法を試してみたところで、恐らく異世界へ行くことはできないだろう。だが、ひょっとしたらと思わせてくれる。

 

なお、有名人の体験談のなかにエレベーターに乗ったら異世界らしき場所に辿り着いてしまったというものが存在する。

 

たとえば、乃木坂46の齋藤優里さんは、ホテルに宿泊した際、異世界らしき光景を目にしたそうだ。

 

彼女は仕事を終え、エレベーターに乗り、自分の部屋がある階へ向かったそうだ。やがてエレベーターは目的の階に到着し、彼女はエレベーターから降り立ったのだが、すると、そのフロアは照明が落とされていて異様に薄暗くなっており、更には本来あるはずのホテルの部屋のドアが一枚もなかったということだ。どこまでも果てしなく廊下が続ていっているように見えたというこだ。

 

そのあり得ない光景を目にして怖くなった彼女がもう一度エレベーターに乗り直すと、何故かそのエレベーターは一階から順番に昇りはじめたということである。そのとき彼女がいたのは16階以上の階だったにもかかわらず、である。

 

この他にはタモリさんの体験談が存在する。やはりこれもホテルに宿泊した際に起こったそうだ。

 

タモリさんが仕事に行くために宿泊していたホテルの一階まで降りようとすると、その途中で品の良いのおばあさんがタモリさんの乗っているエレベータのなかに乗ってきたということである。そしてその際、彼女はタモリさんとは反対方向の上の階のボタンを押したそうである。

 

当然のことながら、現在エレベーターは下に向かって降りている最中なので、エレベーターが上の階へ向かうことはない。そこでタモリさんがそのおばあさんに対して「上の階にはいきませんよ」と教えてあげると、何故かそのおばあさんはタモリさんに対して「いいえ。いきますよ」と答えたということである。

 

すると、本当にエレベーターは上昇を開始し、更にはあり得ないことに本来存在しないはずの階に辿り着いてしまったということだ。

 

エレベータ―が目的の階に到着すると、おばあさんはタモリさんに対して「あなたも一緒にいきますか?」と声をかけてきたそうなのだが、タモリさんは本能的に危険なものを感じ、だから「いいえ、大丈夫です」と答えたそうである。

 

そうしてタモリさんがホテルの1階までエレベーターで降りると、タモリさん的には体感して数分程度の時間であったにもかかわらず、何故か30分以上もの時間が経過してしまっていたとのことである。

 

と、以上のような体験談があるので、エレベーターに乗ることによって、偶然異世界へ辿り着いてしまうようなことも皆無とはいえないような気がする。

 

そして理論物理学的に考えてみたとき、もし複数の世界が重なり合うようにして存在しているのだとしたら、空間を上下に移動することによって、ごく稀に違う世界へ接続されてしまうようなことはあるのかもしれない。

 

果たして、皆さんはどう思われるだろうか?