新宿駅には異世界への入り口が出現する⁉

先日、youtube異世界に関する動画を見ていると、実に興味深い体験談をふたつ知ることになった。

 

 

まずはひとつめの体験談から。

 

 

仮に、この体験をされた方の名前をAさんとさせて頂くと、Aさんは新宿駅の南口で異世界らしきものを目撃したということである。

 

 

Aさんが異世界らしきものを目撃することになったのは、週末、新宿で買い物を終えて、家に帰ろうとしたときのことであったらしい。

 

 

Aさんの最寄り駅は、小田急線沿いにあり、Aさんは新宿駅の南口を通って、小田急線の乗り場まで進もうとしていたということである。

 

と、このとき、Aさんは奇妙な光景を目にすることになったらしい。

 

 

というのも、いつもであれば十台近くあるはずの自動改札機が、何故かそのとき、たったのふたつしか存在していなかったということなのだ。しかも、週末の新宿駅であるにもかかかわらず、周囲の空間にはAさんひとりしか存在していなかったということなのである。

 

 

この状態にAさんはかなりの違和感を覚えることになるのだが、そのAさんの目に更に信じられない光景が飛び込んできたということである。

 

 

それは何かとい合うと、明らかに新宿とは異なる光景であったということだ。

 

 

通常であれば、自動改札機の向こう側には、駅構内の景色が広がっているはずである。

 

 

ところが、そうなっておらず、自動改札機の向こう側には、どういうわけか、石で作られた階段が存在していたということなのだ。

 

更に、その石段の向こう側には、真っすぐな一本道があって、その左右に沿って古い下町のようなものが存在しているのが見えたということだ。

 

 

Aさんはその奇妙な光景に驚くも、ふとその下町のような場所に行ってみようと思い、持っていたパスモを自動改札機に翳したということである。

 

 

すると、普通に自動改札機を抜けることができ、Aさんは古い下町のような場所を目指して階段を上り始めたらしい。

 

ところが、Aさんはその途中で階段を踏み外してしまったということである。

 

 

と、その途端、キーンという耳鳴りのようなものが聞こてきたかと思うと、次の瞬間、Aさんは新宿駅のなかにいる自分に気が付くことになったということである。ちなみに、そのときの新宿駅は、いつもと同じ、ひとが忙しく行き交う新宿駅に戻っていたということだ。

 

 

Aさんは自分が今まで見ていた光景は一体なんだったのだろうかと訝しく思いながらも、その後、小田急線の改札を目指して歩きはじめたそうである。そしてやがて小田急線の改札に辿り着いたAさんが、改札を抜けようとパスモを自動改札機に翳すと、何故か、エラー音が鳴って、改札機を通ることができなかったということである。

 

 

怪訝に思ったAさんが駅員さんに確認してもらったところ、AさんのパスモはJRの改札を通過していないため、エラーとなってしまったことが判明したようだ。

 

しかし、JRの改札を通過することなく、南口から小田急線の改札に入ることはできないはずであり、あれは一体何だったのか、今でも謎のままであるというところで、Aさんの体験談は終わっている。

 

 

続いて二つ目の体験談。

 

 

この体験をされた方の名前を仮にBさんとさせて頂くと、Bさんはプラモデルを趣味としており、同じ趣味を持つひとが集まるバーによく通っていたということである。

 

 

そしてある日、Bさんがいつものようにバーで飲んでいると、四十代くらいの男性がBさんに話しかけてきて、共通の話題でかなり盛り上がったということである。

 

 

と、共通の話題がひと段落した頃、Bさんに話しかけてきた四十代くらいの男性は、Bさんに対して奇妙なことを語り始めたという。

 

 

その四十代くらいの男性は、Bさんに対して、自分はBさんが過ごしている世界線とは、べつの世界線からやってきているのだと語ったらしい。

 

 

最初のうちはBさんもこのひとはお酒に酔って、適当なことを話しているんだろうなくらいにしか思っていなかったらしいのだが、しかし、その後、その男性があるものを見せたので、Bさんは男性の話していることを信じざるを得なくなったらしい。

 

 

というのも、その男性は、Bさんに対して、昭和六十七年と刻まれた十円玉硬貨を証拠として見せてきたらしいのだ。

 

 

ちなみに、いわずもがなのことではあるが、昭和の時代は六十四年で終わっている。

 

 

また補足しておくと、Bさんが見た限り、その昭和六十七年と刻まれた十円玉硬貨は、とても偽物の類には見えなかったということだ。

 

もちろん、手間暇をかけてつくれば、そうした偽物を造ることもできなくはないだろうが、しかし、一般のひとがそこまでするとは思えず、僕としてはひょっとしたら、と、思ってしまう。

 

なお、そのBさんに話してかけてきた人物は、西暦2011年の3月11日に、宮崎県の山を登っているときに、今僕たちがいる世界線に迷い込んでしまことになったらしい。

 

 

その男性がもといた世界線では、僕たちの世界線とは異なる日に終戦を迎えていたり、歴史上の出来事が、多少僕達の世界とは異なっているということである。

 

 

また最後になるが、これらの体験談が紹介されていたのは、『ナナフシギ』さんのyoutubeチャンネルである。『ナナフシギ』さんは他にも色々面白い話を紹介されていらっしゃるので、またみなさんもよかったらご覧になって頂きたい。

 

ついでに宣伝をさせてもらうと、僕はこういった発想をもとに小説を書いており、その小説を様々な媒体から販売している。なので、もしこういった話に興味関心があるという方がいらっしゃったら、リンクを下記に張り付けておくので、また気が向いたときにでも見てもらえると、非常に嬉しい。ではまたのブログで‼

 

【怖い話】摩訶不思議…新宿駅に要注意…そこは異世界へ繋がっている?/異世界からの訪問者【ナナフシギ】 - YouTube

 

https://bccks.jp/bcck/170134/info