全ての出来事は最初から既に決まっている⁉

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どうも。こんにちは‼ 今日は生憎の天気ですね。このところ天気が悪い日が続いていますよね。

 

それでは早速昨日の続きをはじめさせて頂きたいと思います。昨日のブログで書かせて頂いたのは、全ての人間というのは、もしかすると、意識体であるのかもしれないという話でした。そして理論物理学者がそのことを裏付けるような発言をしているというところまで。

 

では、その興味深い発言というのは一体どういったものであるのかといいますと、それはこの宇宙というのははじまりから終わりまでの瞬間が最初から既に存在しているというものです。

 

我々は過去は既に過ぎ去って存在せず、未来はまだ来ていないので存在せず、存在するのは今だけだというふうに認識していますが、しかし、理論物理学者のひとが述べるところによれば、時間というのもひとつの空間で、たとえば一枚の紙のように最初から最後の時間までがあらからじめ存在しているのだそうです。そして我々があたかも時間が経過しているように感じているのは、この時間と呼ばれる空間のうえを我々の意識が順番に移動していくからなのだそうです。たとえばA地点→B地点→C地点といったように。この意識の動きが我々が日々感じている時間の正体なのだということです。

 

もし、これが本当だとするなら、全てのことは最初から決まっていることになり、我々に自由意志など存在しないということになってしまいそうです。そして恐ろしいことに、それを示唆するような証拠が近年の研究において見つかってきているようなのです。

 

というのは、どいうことなのかといいますと、たとえばトランプなどのカードを並べて、どのカードを選ぶが被験者に選んでもらうとします。すると、この際、被験者はどのカードを選ぶか悩むことになるのですが、しかし、このとき、コンピューターにおいて被験者の目の動きを追っていると、どうも被験者は最初から既に自分が選ぶカードを選んでいるようなのです。つまり、被験者がどのカードを選ぶか悩んだのは、あくまでも自分でそれを選択したと信じ込ませるため行為、ポーズに過ぎないのかもしれないということです。要するに、自由意志など存在しない可能性がある、と。

 

とはいえ、これはごくごく一部の場合においてそのような証拠が見つかっているだけで、現段階においては絶対にそうであるとわかったわけではないようです。あくまでその可能性があるというだけで。

 

でも、これがもし本当だとしたら、なんだか悲しいし、空しいですよね? 僕たちは日々、自分で毎日を選択して生きているつもりなのに、それが実はかりそめのもの、自分で選択したと思い込んでいるだけだった、なんて。

 

だから、僕はこう思うんです。確かに時間というのはひとつの空間で、この世界のはじまりから終わりまでの瞬間が既に存在しているのかもしれないけれど、でも、空間である以上、横幅もあるはずだ、と。

 

もし、縦軸へ向かって動いていくの意識の流れが、過去から未来へ向かって進む時間であるのなら、これに対する横方向への意識の動きは、自由意志になるんじゃないかと僕は思うのです。つまり、僕たちは自分たちの意志によって、あらかじめ存在するうちの、好きな未来を選び取ることも可能なのではないか、ということです。確かに未来はあらかじめ存在しているけれど、でも、未来は複数存在していて、任意の未来を選べるというわけです。

 

みなさんは僕の記事を読んでどうお感じになられましたでしょうか?

 

ところで、僕はこのようなアイディアをもとに小説を書いておりまして、各電子書籍サイトから販売しています。もし、こういった話に興味があるという方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度検索だけでもして頂けると非常に嬉しいです。海田陽介と検索するといくつかヒットすると思います

 

それでは今日もこのブログを最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました‼ ではまた‼