誰もいない街に迷い込んでしまった男性

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どうも。こんばんは‼️ 海田陽介です。そしてお久しぶりです。皆さん、お元気でしたか? 最近のニュースは、コロナウィルスの話題ばかりで少しげんなりしてしまいますが、でも、お互い元気だしていきましょうね‼️

 

さて、今回のブログでは、誰もいない、無人の街に迷い込んでしまった男性の話について書かせて頂きたいと思います。

 

僕は不思議な話が大好きなので、また例によって、何か面白い話はないかとYouTubeで不思議な話を漁っていたのですが、すると、山口敏太郎さんの『アトラスラジオ』で、無人の街に迷い込んでしまった男性の話が紹介されていたのです。

 

これはまだ携帯電話というものが生まれる前の時代の話だそうです。

 

ちなみに、無人の街に迷い込んでしまったのは、『アトラスラジオ』に体験談を投稿された方ではなく、そのご友人だということです。

 

仮に体験談を投稿された方の名前をAさんとしますと、Aさんはある日、友人---仮にBさんとしますーーーーの家にお呼ばれされることになったそうです。家でちょっとした食事会を開くので、良かったらお前も来ないか、と。

 

Bさんの誘いをふたつ返事で承諾したAさんは、早速Bさんの家を訪ねていったそうです。でも、実際にAさんがBさんの自宅に到着してみると、そこにBさんの姿はなく、代わりにAさんのことを出迎えてくれたのは、Bさんの奥さんで、その奥さんが言うところによれば、Bさんは、つい今しがた、タバコを買いに、犬の散歩も兼ねて、近所のタバコ屋に出かけて行ったところだということでした。

 

奥さんから事情を聞いたAさんは、それならBさんはすぐに戻ってくるとはずだと思い、Bさんの家に上がらせてもらって、Bさんの帰りを待つことにしたそうです。

 

ところが、それから二時間以上が経過しても、Bさんは戻らず、これはさすがにおかしいとAさんたちは思うことになったようです。

 

と、このとき、Bさんから電話がかかってきます。Bさんの家の固定電話に。

 

Bさんの奥さんが電話に出てみると、Bさんはその電話口で、「今自分はひとが誰も住んでいない、奇妙な世界にいる」と意味不明なことを述べられたのだそうです。タバコを買って家に向かって歩きはじめたのだが、しかし、いくら歩いても自宅には辿り着けず、ばかりか、周囲の空間に全くひとがいなくなってしまっている、と。街の外へ出ようとするのだが、しかし、どうしても最初の地点に戻ってきてしまい、街の外へ出ることもできない、と。

 

Bさんの奥さんが近所のひとに助けを求めてはどうかと提案すると、Bさんはそれはもう既に試したと答えます。近所の家のインターホンを鳴らすと、電気はついているにもかかわらず、誰も応答せず、試しに家のなかに入ってみると、そこには誰もいないのだ、と。

 

続けて、奥さんが、この電話はどうやってかけているのだとBさんに尋ねると、Bさんはこう答えます。さっき通ったときには何もなかったはずの通りに突然出現したものだ、と。そして駄目でもともとのつもりで自宅に電話をかけてみたところ、こうして思いがけず繋がったのだ、と。

 

Bさんが電話口で述べたことは、とても俄には信じ難い話ではあったのですが、しかし、Bさんはとても真面目な方で、そのような嘘をつくはずもなく、また声の感じにもかなり切迫した響きがあったので、心配になった奥さんはBさんにそのままそこを動かないでくれと告げたあと、Aさんに事情を説明し、Aさんと共にBさんを探しにいくことにしたそうです。

 

しかし、その後、ふたりがどれだけ家の近所を注意深く見て回っても、Bさんを発見することはできず、ふたりはすっかり途方に暮れてしまうことになったそうです。これは警察に相談するしかないとふたりは諦めかけたそうです。

 

でも、その瞬間、ふたりの目の前で実に信じられないことが起こったそうです。というのも、それまで誰もいなかったはずの空間から、突如として、Bさんが飼い犬と共に姿を現したそうなのです。

 

その後、Aさんが一体どうやってもとの世界に戻ってきたのかとBさんに確認してみると、Bさんはこう答えたそうです。一緒に連れている飼い犬が、一声鳴いた瞬間、無人の世界からもとの世界に戻ることができた、と。

 

ちなみに、未だにAさんにもBさんにも自分たちが体験したことが一体何んであったのか、まるで見当もつかないということです。

 

また補足しておくと、Bさんのご自宅の近くには、昔からひとが神隠しにあって消えてしまったという言い伝えがたくさん残っているということです。

 

さて、本日のブログはこれで終わりとなりますが、皆さんは僕のブログを読んでどう思われたでしょうか? 

 

話の流れからして、Bさんは異世界に迷い込んでしまったと思われるのですが、しかし、奇妙なのが、異世界から現実世界に電話をかけることができているということです。異世界から現実世界へ行くことはできないというのに、何故電話をかけることは可能なのでしょう?

 

次回のブログでは、このBさんの体験談に類似した例をご紹介させて頂くと共に、何故、電話は世界間を超えて通信できるのかということについて、僕になりに考察していってみたいと思います。

 

それでは今日も最後までこのブログを読んでくださいまして、本当にありがとうございました‼️ また僕はこのようなアイディアをもとに小説を書いておりまして、各電子書籍サイトから販売しています。もしこういった話にご興味があるという方がいらっしゃいましたら、下記にリンクを貼っておきますので、また気が向いたらご覧になってみてください‼️ ではまた‼️

 

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